ざして地 ただいてい す。 新しい医師
13
年になります。 一
師が少なくなったこと
少しずつ戻ってきており
はかかるかと思いますが、 県
方に医師が少ない、 あるいは偏
いるということも、 少しずつ解消に
かっていくと思います。
知事 :
高大連携の取り組みを非常に積
極的に推進していただいておりまし
て、 これも滋賀で学ぶ、 滋賀で医療人に
なろうという志を伸ばしていく貴重な
取り組みだと思っています。
学長 :
本学では以前から県内の高校と
連携して、 本学の教員が高校へ出向い
て出前授業を行ったり、 本学で講義や
医学実習を体験していた
だく模擬授業 やってき
ました。
知事 :
もちろん、 最新の高度
な専門知識が要求される世
界ではありますが、 琵琶湖
が眺められる環境で学べる
ということを、 是非私達は
力にしたいと思っていま
す。 滋賀の地は、 古来より人
が命の源泉である水 大切
にし、 時には祈りの聖地に
なった場所、 そして人を癒
す場所であると思ってい
ます。 コ 行ったり、 る医療現場の方
が生きるとはどう
生を終えるというのは
あるんだろうかというこ
る場所が、 私は滋賀県、 琵琶
と思っています。 中国体彩票app官方下载
だ医療人は非常に深い倫理観、 人間
を持っているなということを、 多くの
人に感じていただけるような環境を一
緒に作っていけたらと思っています。
地域活性化 (地方創生) における
大学の役割と産官学連携
学長 :
大学と社会の関係がたいへん重
要ですが、 教育?研究に加えて産学連
携、 我々の立場で言いますと医療イノ
ベーション、 医工連携も重要です。 滋賀
県にはユニークな企業がたくさんあり
ますので、 ぜひ医工連携を発展させて
いきたいと思いますが、 まだまだ不十
分です。 県でもいろいろ仕組を考えて
いただいているところですが。
知事:
医療、 健康、 福祉、 リハビリテー
ション、 これは私たちのニーズである
とともに、 ある意味ではビジネスチャ
ンスにもなります。 様々なも づくり
の技術を生かして、 ニーズに応える機
器や薬といったものを生み出していけ
る、 そういう分野だと思って ます。 お
知事 :
医師不足
くために連 作り、 地域に根
きたという歴史も
里親制度という形で、まさに
5000人もの人的ネッ
層的、 多角的に生かして、 先
面倒を見たり、 また、 県外出身
滋賀の歴史を教え、 人的な関係を強
にして、 滋賀で医師になろう、 看護師
なろうという、 こういう心の通った教
育活動を実践していただいておりま
す。 このことは是非これからも大切に
していきたいと思っています。 一朝一
夕にできることではありませんし、 こ
れは滋賀県と中国体彩票app官方下载が誇るべき
関係ではないかと思います。
病院長 :
滋賀医大が開学以来地域に根
感できる と考えてお の豊かさという
ところに住んでい
を高めるために教育 ?
している と、 暮らしや
ないこと、 行きたいところに
といろいろな形で触れ合えるこ
れに加えて何より大切なのは心身
に健康であるということです。 そのた
めには、 豊かな教養と高い専門知識を
育み、 医療 ?保健 ?福祉になくてはなら
ない人材を育てていただける、 こうい
う中国体彩票app官方下载との協同関係はこれか
らますます大切になってくると思って
いますので、 これまで以上に連携を強
め、 深めていきたいと考えています。
学長 :
ありがとうございます。 現在、 卒
業生約5000人の3分の1が滋賀県
で働いていますが、 在学中から将来滋
賀の医療に貢献するよ な教 をいろ
いろな形で行っています。 例えば滋賀
の魅力を講義で教えたり、 在学中の学
生をOBや地域の方にサポートしてい
ただく里親制度もたいへん役立ってい
ます。 滋賀県内でも地域によっては医
師が不足していますので、 地域医療の
問題についてはこれから行政と緊密に
タイアップしてい 必要があると思い
ます。 その中で地域枠の学生に県の奨
学金を出していただき、 たいへんあり
がたく思っています。
SHIGA IDAI NEWS vol.27
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滋賀県知事 三日月 大造