本学医学部医学科の地域枠学生を対象としたグループワーク「コーチングスキルを用いて考えるリーダー像」を開催しました。
2025年6月13日(金)、本学第1講義室で、本学医学部医学科の地域枠学生を対象としたグループワーク「コーチングスキルを用いて考えるリーダー像」を開催しました。
本学医学部医学科?看護学科では、入学者選抜において「地域枠」制度を設け、地域医療に強い意欲を持つ学生を募集し、将来、滋賀県の地域医療を担う医療人を育成しています。 そのうち医学科の「地域枠」制度により入学した学生は、卒業後一定期間滋賀県内の地域医療へ従事することを条件とした滋賀県医師養成奨学金の貸与を受け、地域医療や保健医療行政を学ぶ研修や実習、進路に関する定期的な面談など、在学中から卒業後のキャリアを見据えた様々な支援を受けることができます。また、医学科の地域枠学生に対しては「地域医療重点コース」を設置し、このコースに在籍する学生を対象とした学生交流会を年に2回開催しています。
令和7年度第1回目となる今回は、「コーチングスキルを用いて考えるリーダー像」をテーマとしたグループワークを「プロフェッショナリズム基礎」※の講義を担当する、本学医学?看護学教育センターの向所賢一教授の進行により開催しました。
グループワークでは、「あなたはどのようなリーダーを目指しますか?」との課題について学生が3人一組に分かれてコーチング演習を行い、それぞれのグループで学生同士が活発に対話?交流する様子がうかがえました。
本学では、今後も地域医療重点コースに在籍する学生をはじめ、地域医療に興味を持つ学生が、地域医療への意識を高め、将来的に滋賀県の地域医療に貢献するキャリアを明確に描けるよう支援する取り組みを行ってまいります。
※本学医学部医学科では、プロフェッショナリズム(≒医療人としてあるべき姿)の教育を強化するため、2024年度から新たな授業科目として「プロフェッショナリズム基礎」を開講し、Fitness to Practice(医療人としての適格性)教育に加え、傾聴?質問?承認を重視したコーチング演習の時間を多く設け、他者を尊重したコミュニケーション?スキルを学んでいます。