10月7日(金)、「研究倫理教育研修会」を開催しました。この説明会は、「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(平成26年8月文部科学大臣決定)」により、定期的に研究機関で研究倫理教育を行うことが義務付けられていることを受けて実施しています。
今回は、慶應義塾大学医学部 臨床遺伝学センター教授の増井 徹先生に「人間を対象とした研究の始まりとしてのバイオバンク ~生物資源の品質について:Communication Platformとしての標準化の動向~」と題して講演を行っていただきました。講演では、試料を効果的に研究に活かすためその品質を含めたバイオバンクの在り方をわかり易く説明いただきました。
今年6月にバイオバンクに関する学内アンケートを実施し、多くの講座等からバイオバンクの利用や設置に向けての要望があったことから、今後の検討に向けても非常に有益な講演となりました。 本学では、このような「研究倫理教育研修会」を定期的に開催することで、研究者倫理の向上を図っています。当日は、研究協力課長から「捏造」、「改ざん」、「盗用」などの研究活動における不正行為の防止に関して注意喚起が行われ、研究者の意識を高める機会になりました。
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