本学では去る9月2日(金)に8回目となる地震防災訓練を実施し、約300名の学生?教職員が参加しました。 本訓練では、琵琶湖西岸断層を震源とするマグニチュード7.8、震度7の直下型地震の発生により、建物の一部が損壊、多数の負傷者等と一部の病棟では火災が発生したとの想定の中、自らの安全を確保した上で、迅速に防災体制に移行するための一連の対応行動を身に付け、附属病院の患者さん、学生、教職員等の生命身体の安全確保を図るべく行動しました。
災害対策本部?病院本部では、各部署から集められた情報からトラブル等への対応指示とフォローを行いました。また、学外関連機関等への緊急時の連絡通報訓練として、衛星電話により滋賀県や滋賀県医師会に被災状況及び病院の受入体制などの連絡、浜松医科大学には災害時における大学病院間の相互支援に関する協定に基づく応援要請を行いました。病院玄関では様々な症状を訴える患者役の学生や病院ボランティアがストレッチャーなどで運ばれ、治療の優先順位をつけるトリアージ訓練を本番さながらに行いました。
引き続き実施した避難訓練では、病棟から模擬患者を階段避難車(イーバックチェア)を使用し、医師、看護師に加えてボランティア登録した学生が、実際に階段を下りて避難場所へ搬送しました。 最後に、自衛消防隊員の指導による水消火器の操作訓練と屋内消火栓の放水訓練を行い、消火器や屋内消火栓の仕組みや使い方、使用上の注意等について理解を深めました。また、昨年度に引き続き、地震体験車両に出向していただき、過去の大地震を体験することで防災意識を更に高めることができました。
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災害対策本部 |
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災害対策病院本部 |
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トリアージ訓練の様子 |
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毛布を使用した負傷者搬送訓練の様子 |
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