2月12日(金)、稲葉カヨ京都大学理事?副学長(男女共同参画?国際?広報担当)を講師に迎え、「男女共同参画推進の現状と課題~女性研究者支援を通じて~」をテーマに「平成27年度男女共同参画推進のための講演会」を開催しました。講演会は、尾松学長補佐(女性研究者支援担当)の司会のもと、塩田学長の挨拶で開会しました。
講演では、日本の経済成長と女性の就業率の相関関係をOECD各国のデータと比較し、30歳代を中心とする女性労働力率の一時的な低下(M字カーブ)等の日本の現状が紹介されました。女性研究者(女性教員)の出産?育児?介護等のライフイベントと研究継続の関係についても、本学及び他大学医学部のデータを基に解説され、研究者の研究業績は個人に帰属するためワークシェアリングが難しいことなどを考慮すると、女性研究者のキャリア維持?向上を支援するためには研究補助者の配置が最も有効であると述べられました。
講演終了後に質疑応答が行われ、竹田理事?男女共同参画推進室長の挨拶後、盛況のうちに閉会となりました。
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稲葉京都大学理事?副学長の講演 |
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塩田学長の開会挨拶 |
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竹田理事?男女共同参画推進室長の閉会挨拶 |
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