看護臨床教育センターでは、滋賀県の補助金により平成27年度滋賀県在宅医療に関わる人材育成事業の一環として「多職種連携共通人材育成研修」全7回および「在宅療養支援エキスパート研修」全9回に取り組んでいます。「多職種連携共通人材育成研修」は、在宅療養支援の観点から看護師、薬剤師、栄養士等の多職種の方々を対象に各々の役割を理解し、共通の認識を持ち、実践能力を向上させ、病院から在宅医療への移行がスムーズに行われることを支援するという事業です。また、今年度からの初めての事業である「在宅療養支援エキスパート研修」は、病院看護師と訪問看護師(看看連携)との連携をスムーズに行うための基礎知識を学ぶ研修です。
平成27年12月19日(土)9時から臨床講義室1で、2つの研修「多職種連携共通人材育成研修」と「在宅療養支援エキスパート研修」の最終回として合同研修を開催しました。
草津総合病院副看護部長 慢性疾患専門看護師 伊波早苗氏を講師に迎え、「慢性疾患の在宅療養支援」をテーマに講演いただきました。参加者(74名)からは「協働的パートナーシップを今後の看護に取り入れて、生活支援につなげていきたいと思う」「今後もこのような機会があれば是非参加したい」との嬉しい感想をいただきました。
皆様方の暖かいご支援に支えられまして、「平成27年度滋賀県在宅医療に関わる人材育成事業」の合計16回の研修を無事に終了することができました。関係各位の深いご理解?ご協力に厚く御礼申し上げます。この研修が在宅医療進展の一助になれば幸いです。ありがとうございました。
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講義の様子 |
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