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度に完了して見
ボット 「ダ?ヴィン
機関の機能分化が進むの
域医療機関との連携が益々
と地域の医療機関とのネットワ
て、 チーム医療が進み、 医師やその
キャリアアップにも資する体制 充実
しています。 なお、 臨床研究については、
ついての反省も活かし、 臨床研究の質の向上を
て附属病院の 「臨床研究開発センター」 を中心と
制の強化を進めています。
平成
16年に新しい臨床研修制度がスタートしました
が、 マッチング制度の導入により研修医が研修先を自
由に選べるようになった結果、 研修医の大学離れ、 都市
部集中という傾向が目立ち、 地方の医師不足 地域の医
療崩壊という深刻な問題が起こりました そして、 地域
への医師供給、 医師の教育?研究などの役割を果たして
きた大学医局の機能が弱体化し、 医学研究の国際競争
力が目立って低下しました。 滋賀医大の研修医は満足
度が高いという調査結果がでており れしく思います
が、 さらに充実した研修プログラムを整備して多くの
若い医療従事者に滋賀医大で活躍 ていただけるよう
に努めたいと思います。
その他、 国際化、 情報発信、 学内環境整備など、 取り
組むべき課題が山積して ます。 また、 教職員の労働環
境、 男女共同参画、 コンプライアンスなどの重要な問題
についても、 引
大学運営については
のガバナンス強化が強調
学では、 大学が独自の方針
りましたので、 それに対応して
明確にすることが必要になっていま
営に当たっては対話を重視し、 トップ
アップが調和した透明性の高い運営を心が
任時に申し上げました。 今後とも学内の方々と
る機会を増やし、 できるだけ学内の意見を大学運
活かしていきたいと考えています。 しかし、 大学が多
の難問を抱える中で、 すべての人が満足する政策を進
めることは不可能です。 構成員の皆様に痛みを伴う改
革をお願いしなければならないことがあるかと思いま
すが、 経営責任を負う学長と執行部の方針を理解して
いただくよう最大限の努力をはらいたい 思います。
限りある大学の資源 (人、 予算) をどう配分して有効
に使うかは、 重要な問題です。 学内予算と人の配置を見
直し、 真に大学活性化に役立っているかをよく評価し
て、 新たな方式で資源配分を行うことを計画していま
す。 事務組織や事務手続きも、 国立大学時代の慣例がそ
のまま残っているものが多く、 教職員に不必要な負担
を強いています。 事務組織の見直しと事務手続きの簡
素化 思 切って進め よう、 総務?財務等担当理事の
もとで作業を進めています。
組織や業務の改善のためには、 現場の教職員の意見と
塩田新学長就任