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「いつどこで倒れても大丈夫な脳卒中診療体制の整備」を目指す
滋賀県脳卒中診療連携体制整備事業
医療機関 とは不可能な
を有効に使って
ことが必要になりま
平成
19年の改正医療法で、 4
において医療連携体制を構
り、 脳卒中においても都道府
整備が進められてきました。 脳卒
として地域連携診療計画管理料を算
ための条件の1つとし 、 連携施設間で
用する 「地域連携クリティカルパス」 の策
があります。
地域連携クリティカルパスは、 発症から
急性期、 回復期、 維持期まで、 切れ目のない
治療を受けるための診療計画表で、 患者さ
んの病状や障害の内容、 日常生活評価など
をスタッフが書き込んで、 治 や在宅支援
にかかわるすべてのスタッフが情報を共有
し、 医療やサービスの内容を評価? 改善しな
がら、 適切な医療? 福祉サービスを提供して
いきます。 
現在大津市と東近江市が脳卒中クリティ
カルパスを運用していますが、 滋賀県では
県下で統一したクリティカルパスの作成が
計画されています。
脳卒中診療の標準化 ? 均てん化を目指して
滋賀脳卒中データセンターの開設に当た
り、 柏木厚典附属病院長をトップと たこ
とで、 大学として継続的な取り組みを行っ
ていけると考えています。
脳卒中診療連携体制整備事業では、 再来
年の3月ま の2年間でコホート集団 (共
通した因子を持ち 観察対象となる集団) を
作ります してどういう
年後にまた新規
り、 どのような違い
行えるよう、 社会医学
に加わっていただきました
に来年度、 開設される疫学セ
継いでいく予定です。
また、 県民啓発活動については、 臨
学講座の宮松直美教授が担当し、 県民の
識が事業によりどのように変化したかに
ついて調査を行う予定です。 市民
フォーラムや脳卒中市民公開講座、
ホームページ 「滋賀脳卒中ネット」
http://www.shigastroke.net
)な
どで、 県民に治療方法の紹介や
防、 滋賀の治療体制の現状などを
公開して、 倒れたらどこに行けば
いいかをつねに頭に入れておいて
もらうことが大切です。
平成
25年度から、 ホームページ
「滋賀脳卒中ネット」 上で、 まず
医療機関向けの解析情報等の提
供を開始し、 自院の登録状況を確
認できるようにする予定です。 ま
た、 5月の脳卒中週間には、 脳卒
中予防啓発のための市民フォー
ラムを開催します。 ここでは、 本
事業の進展状況の公開、 特別講
演、 トークショーなどを企画して
おります。 また、 マスメディアを
通して脳卒中に関する情報を提
供していく予定です。
目標とするのは 「いつどこで倒
れても大丈夫な脳卒中診療体制の
整備」 で 賀県全体で標
図っていくこと
滋賀県の脳卒中医療
と、 専門医の数は決し
が、 医療機関、 専門医が偏
課題です。 また、 専門医1~
は、 超急性期脳卒中診療は行えな
源を集約して県内の何カ所かで高度
ム治療を提供 きるようにすることが大
であると考えています。
公立高島総合病院
守山市民病院
野洲病院
湖東記念病院
彦根市立病院
市立長浜病院
長浜赤十字病院
済生会滋賀県病院
公立甲賀病院
草津総合病院
大津赤十字病院
大津市民病院
つかだ内科クリニック おうみクリニック
滋賀県立
成人病センター
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医学部附属病院
近江八幡市立
総合医療センター
30名
脳卒中学会 専門医 分布図
2011年9月現在