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SH I GA I DA I NEWS v o l . 2 0
動線を工夫してプライバシーに配慮した快適な診療環境
なりました がなくなり、
境が整ったと思い
常勤の医師は2名で
師とローテーションを組
います。 将来、 県内の医療
門医を育成する使命を果たして
再開発後、 看護師を3名から6名
した。
内視鏡の進歩は日々めざましいものがあ
りますが、 最新の機種をそろえております。
N260 (経鼻内視鏡) 、 Q260J (
water
jet
機能) 、 H260Z?PCF-H260A
ZI (約1 当然のこと、
Q260AZ
変、
water jet
機能、 拡大機能)
240 (超音波ガイ
する) 、 UM2000 (
い範囲の観察が可能) が装
それにより2㎜程度のごく早期
食道がん、 胃がんの発見が可能に
た。 また、
water jet
機能は処置時の止血操作に
大変有用で、 より安全な治療を患者さん
供することができます。
さらに、 これまで検査が難しいとされてき
た小腸内視鏡 (当科にて開発) やカプセル内視
鏡を県下でさきがけて導入したことでも、 県
内より幅広く患者さんを紹介いただけるよう
になりまし 。
気持ちがい
「個室化によ
てプライバシー
が守られるよう
になった」
トイ
レが広く快適に
なった」 といっ
た声が聞かれる
ように りまし
た。
スタッフから
は 「以前は同じ
部屋に前処置の
患者さんと検査
を終えた患者さ
んがおられるこ
ともあったが、
こちらではきちんと目的別に部屋が確保され
ているのでとても働きやすくなった」 といっ
た声も聞かれます。
より低侵襲で、 質の高い
検査?治療を目指して
こちらに着任した7年前と比較すると、 患
者数が2倍に増加しました。 特に食道がんと
胃がんの内視鏡治療においては、 関西圏では
症例数の多い医療機関と て書籍等で紹介さ
れていることもあって、 県外から受診される
患者さんも増えて ます。
再開発後はさらに
30~
40%患者数が増加、
1日平均
35?
40人の患者さんを受け入れ、 内
5~7人は治療を伴うケースです。 再開発前
は毎日午後8時9時まで検査?治療を行わな
ければ対応できない状況でしたが、 ここでは
夕方までに診療を終えることができるように
各々の検査室では、CP画面を見ながらすぐに撮影したデータについて
患者さんに説明できるようになっている。
検査室の背面はスタッフが行き来できるようになっている
洗浄室 検査室 検査室 検査室 検査室
更衣室
1
更衣室
2
更衣室3 多目的
WC
(車椅子対応)
リカバリー
戸
戸
光学医療診療部
光学医療診療部がオリンパス株式会社と共同開発し、現在では全国に普及している
シングルバルーン小腸内視鏡