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9 SH I GA I DA I NEWS v o l . 1 8

持ちですか 辻川  

大学病院は、

高度な先進医療を れない難しい疾患を す。しかし、その結果と 科の専門性が特化しすぎて のある患者さんは複数の診療科 なければいけないという欠点があり す。また、それぞれの診療科は少しで 領域外だと診なくなる傾向にあるため、 少なくとも患者さん全体を診るというと ころからははずれています。

 

原点に立ち帰って患者さんはどうい

う医療を求 めているか と考えた場 合、決して ある一つの 疾患だけを 特化して診 療するので はなく、複 合 的 な 病

態に対応し てもらえる 医療が必要 とされてい ます。我々 の東近江で は、総合内 科としてま ず患者さん の全体を診 て、それで 専門性を活 かしながら

診療すると いと考えてい

 

例えば、まず内科

べくしないで、その ルタイムに相談しながら 入院患者では転科の形をと 医はそれぞれの疾患の診療が得 のアドバイスを受けながら継続し いくというスタイルを目指しています 柏木  

患者さんを動かすのではなく、医

師が出向いていく、チームが行ってノウ ハウを提供する、具体的な項目について 医師が行って研修医を指導するというこ とですね。 辻川  

そのためには、医師同士のコミュ

ニケーションが最も重要になります。一 人ですべてが診られるスーパードクター がいれば別ですが、各ドクターは専門が あって、その中で患者さんのニーズに応 えないといけない。チーム医療を推進す るためには、頻回にカンファレンスを開 き、常に情報を共有しながら意思疎通を 図ることが大切です。これは研修医をみ んなで育てるという意識にも繋がってい くと思います。 柏木  

人の意見を聞きながら患者さんの

ために最高の治療をしていく、内科であ り外科であると、その体制のためには チームとして互いの連携をスムーズに行 うことが重要だし、そこには研修医も入 りやすくなる。

自由に意見が言い合える、

そういうチームができるのではないかと 期待していますし、お二人は人柄も知識 もフィロソフィーも適任の人材であり、 東近江にそういうチームができると思っ ています。

医療資源 約を図る 柏木  

再編統合による機能

は、滋賀病院では消化器 床的なトップクラスがチー えるようになりましたが、循環 科など欠けている分野があります

 

脳神経外科については、湖東記念病院

との連携ができるのか、医師がいないの は救急の処置などで将来デメリットが出 てくるのではないかと危惧するところが あります。カテーテルは湖東記念病院で やってもらって、心臓血管外科の症例が あれば、滋賀医大からチームを派遣する とか、そういう連携体制をつくっていか ないといけないと思いますが、このあた りについてご意見はありますか。 来見  

優先順位が必要で、今のニーズと

マンパワーを考えると、 消化器、呼吸器、 血管系、神経系を同時に充実させるのは 不可能なので、消化器と呼吸器をまず整 備し、次に血管の整備となります。脳神 経外科については湖東記念病院にお願い するかたちでやっていきます。余力が出 たら脳神経外科や心臓血管外科を充実さ せていきますが、当面は地域連携をうま くやりながら対応するのが一番いいと思 います。 辻川  

能登川病院には消化器と肝臓専門

医がおられるので、従来どおりやってい ただいて、消化管の吐血、下血など緊急 性のあるものは、滋賀病院が引き受ける ということになっています。

 

脳血管障害に関しては、今のところ急

性期は湖東記念病院にお願いして、急性

期が過ぎて んは滋賀病院 きたいと考えてい 急性期医療は湖東記 ておられますので、救急 当院では慢性期の定期的な 査を中心にやっていく。また、 心不全などは滋賀病院での診療を いきたいと考えています。

■地域医療再生計画モデル事業イメージ図

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